北陸地方整備局長工事現場視察
6月16日(火)に国土交通省 北陸地方整備局長が富山市街地重点防御築堤事業(神通川右岸堤防整備事業)の工事現場を視察されました。
本工事における市街地工事に対する取組んだ事例を確認していただきました。
そこで工事中、地元住民の方へ日頃現場で取組んできた事例を紹介していきます。
第三者向け 安全掲示板
騒音・振動測定機
第三者に見やすい堤防上に騒音・振動表示機を設置し、工事の騒音・振動数値をリアルタイムにお知らせしていました。
また、基準値を超える数値を計測した場合はメールにより、現場職員に通知されるシステムを構築しています。
工事完成予想図
現場ホームページ
第三者向け安全掲示板には工事完成予想図の掲示、及び現場ホームページによる工事案内を行い地元住民に協力をお願いしていました。
週休2日制の取り組み
本工事は週休2日制に取り組み(土日はすべて休工)、休日時は騒音・振動を発生させていません。
既設護岸構造物取壊し時は低減に配慮し圧砕機を装着したバックホウで行い騒音低減に努めました。
また、堤防天端に作業員が見やすい位置に騒音振動計を設置し、常に作業員が騒音振動値を確認できるようにしました。
騒音・振動測定機
住民側騒音振動測定状況
また、工事中は日々の朝礼時に重機オペレータに操作はゆっくり丁寧に行うように注意喚起し、
工事中の騒音は工事開始前と比較して約10db程度の上昇に抑えることができました。
盛土及び法面整形の施工時は使用機械にエクステンションブームを装着しアームを長くすることでできる限り
堤防下部から施工を行い住宅地への騒音の低減に努めました。
エクステンションブーム装着バックホウによる法面整形状況
工事中は粉塵抑制対策として散水車で河川敷道路及び堤防天端を日々散水していました。
工事用道路散水状況
堤防天端散水状況
工事中に地元住民の方へ迷惑とならないよう、現場での取組事項を確認していただきました。
現場視察ありがとうございました!