張芝工
こんにちは。
工事担当の藤木です。
ついに張芝工が始まります!
衣土(粘性土)で法面を整形した上に、野芝を張付ていきます。
法面整形工(盛土部) 完了時
植生工 野芝張付状況
一枚35cm×130cmの野芝を整形面全体に張り付けていきます。
法面に芝を張り付けることで、芝が法面に根を張り、土が流れるのを防ぐ役割があります。
見栄えもいいですよね
張付後は芝がずり落ちないように竹目串を用いて打ち込んでいきます。
目串打込み状況
1㎡あたり20~30本程度打込むようです。
現場が約3,700㎡程度ありますので簡単に目串の数を計算すると74,000本打込むことになります。
すごい数ですよね。作業員さんは、野芝を張りつけて目串を打込むことの繰返しをします、、、。大変ですよね!
張り付いた芝同士の隙間を防ぎ、水分の乾燥を防ぐため、法面全体に目土を敷均していきます。
目土敷均し状況
張付後は、芝が枯れることのないように散水して芝全体に水やりを行います。
散水状況
そして完成です。
法面整形工完了時と比べると全然違ってみえますね。
野芝張付後、土に根が生えるまで時間がかかります。この暑い時期でも野芝を枯らさずにするために、肥料を散布しました!
芝に栄養を与えすくすく育っていくといいですね。
現在の法面は、芝が土に根を生やしていないため、張付いている状態になっています。
竹目串の頭が所々法面から出ている状態になっていますので、皆さん危険ですので立入らないようにお願いします。
竹目串は、芝が土に根をはるころには、土に還元していますので安心してくださいね。