本日の作業 11月4日(水)

本日の作業は、法面整形工になります。

水位のほうは大沢野大橋観測所で0.79m、放流量は33tとなっています。

飛騨地方の累加雨量が8mm程度降り続いているため、河川の増水が予想されますが、

現場への影響はなさそうです。

 

【11/4 法面整形開始(ICT機械による)】

DCP PHOTO

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下図の3次元データを、ICT建設機械に反映させて施工しています。

ICTとは、Information and Communication Technologyの略です。情報技術、情報化施工と表現されています。

重機オペレータは、運転席タッチパネル式モニターに映し出された重機の機体本体位置や、

バケット(土砂をすくうところ)の位置を、3次元設計データにより確認しながら施工を行っています。

従来は、丁張という施工の高さや位置を示す目印を設置していましたが、この技術により

丁張を設置せずに作業を行っています。

また、今回使用している機械では、設計データに合わせてバックホウの刃先が自動制御される機能もついており、

それにより、若手オペレータでも正確なバックホウ操作ができるようにもなっています。

断面図

青線:段切り仕上り線

マゼンタ:法面整形仕上り線

水色:護岸仕上り線

 

【運転席タッチパネル式モニター】

コクピット

 

操作状況