ZX200X-6

険悪に険悪を重ねつつ進めてまいりました、

三日町護岸工事の三次元設計データ作成ですが、

 

 

完成いたしました(拍手)。

初めましての機能も含め、前回工事時に把握しきれなかった部分とか、

やってはみたもののよくわからなかった部分とかが、

少しずつですが見えてきた気がした今回。

 

出来上がったものを見ると、残念ながら単純な形をしているので、

みなさん、「ふーん、で?」といったところでしょうけれど、

わたしにとっては大層格好いい作品ができたと、

不必要に上下左右、四方八方、全方位から眺めて愛でております。

 

 

どうですか?この既設への美しいすり付きっぷり。

 

 

というわけで、ICT油圧ショベル日立建機のZX200X-6がやって来ました♪

 

 

よいしょ、と。

 

 

バケットを付けてもらったり、

 

 

補正情報受信機やGNSS受信機を取り付け、

 

 

準備完了。

 

 

水平・鉛直精度も基準値内に収まっているし、

衛星の数も14個もキャッチしていますね。

受信可能な衛星数が多いほど、安定した高精度な施工ができます。

設計データも無事取り込めたようです(嬉)

 

 

このディスプレイで、横断方向・縦断方向から現在の状況を確認しながら、

設計ラインに沿って掘削していきます。

 

 

日立建機日本のY田さんからNべさんへ操作確認。

 

 

さらに日立建機日本のチームTAKEMURAのみなさんが、

以前より基準点の配置及びローカライゼーションを行ってくださっていましたが、

昨日、基準局も設置されました。

この基準局から重機に向かって補正情報を無線で通信しています。

 

絶えず重機へ情報を送り続けており、

何かの原因で信号がストップしてしまいますと、重機も止めざるを得なくなります。

何卒お手を触れないようよろしくお願い申し上げます。

見学台付近の堤防に設置してありますので、

見かけましたら温かく見守ってやってください。

 

※ローカライゼーションとは。(出典:一般社団法人日本建設機械施工協会)

GNSS測位を利用する場合、衛星測位解析結果を現場の工事基準点座標と整合するように補正する作業のこと。

 

 

さて、準備も整ったので、いよいよ稼働開始です。

 

 

\がんばれー/

最後までいい仕事をしてくれますように。

 

作成にあたって具体的な方法をご教示くださったK林コンサル様、

時間に追われる中、キレイに既設基礎を洗い出してくれたチーム三日町の皆さんに

心から感謝申し上げます。

 

さぁて、わたしの今回の現場は終わった!

と、晴れやかな気持ちで、

(一応)監理技術者にもありがとうを伝えたところ、

「まだもう一個作らなきゃなの、忘れてないらいね?」(飯島弁)と冷ややかな返答。

 

・・・忘れてないし。(忘れてた)

 

というわけで、

もう一個の作成に取り掛かります(泣)