さかな救出大作戦
現場の方、昨日から表土の除去作業が行われております。
上流方向。
下流方向。
Nべさん。ぐんぐん掘っていきます。
表面の土を50cm梳き取っていくのですが、その目安として、このようなものが設置してあります。
丁張(ちょうはり)。
高さを確認しつつ、このように木を等間隔に地面に差し込みます。
重機のオペさんはこれを基準として掘削していきます。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
お次は、先日行われたおさかな救出大作戦。
朝から、Nべさんが締切を作っておりました。
水の流入を塞いだので、川底が見えてきましたね。
河川アドバイザーのO原先生が到着され、
天竜川上流河川事務所の職員の皆さんも到着されました。
みなさん、ばっちりフル装備でおさかな救出にあたります。
先生のお話によると、このブロックの陰や、
中州の際にいるとのこと。
三日町の時はうじゃうじゃいるのが見えたのですが、今回は姿が見えません。
「・・・います?」
アッ、いますね!
スナヤツメもいます。
目の後ろに7つエラ穴が並んでいて、8つ目があるように見えるから『スナヤツメ』というのだそう。
ウナギの仲間のようですが、ドジョウみたい。
「食べられるんですか?」の質問には、
「おいしくないよ~。ゴムみたいで」とのこと。
おっ、大きめの魚もいますね!
オタマジャクシ!
・・・オタマジャクシ? 川に?
そうそう大物もいました。
コイ(震)
先生と天上の皆さんが精力的に魚救出にあたっている中、
わたしたちは下流へ水をはけさせる作業に専念。
重機4台が稼働しました。
小池建設さんとの初コラボ。
・・・ちょっと感動。
小池建設さんとはこれからお隣同士で工事が進んでいきます。
お世話になります。よろしくお願いしますm(_ _)m
下伊那漁協の方も立ち会ってくださいました。
半日以上かけて行われた今回のさかな救出作業。
前回は12月中旬に行われたので、非常に寒かったのを覚えていますが、
今回は好天に恵まれ、いい気候の中行うことができました。
今回の救出によって助け出された魚類は、15種・755匹に及び、
これらの魚たちは下流の支川である田沢川へ再放流されました。
先生からも環境に配慮した工事が行われていることに触れていただき、
また、わたしたちも魚の生態について学ぶいい機会となりました。
関係者の皆さん、長時間の作業大変お疲れさまでした。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
ナマズ。
カニ。
・・・アマビエ?(震)