路体(築堤)盛土工
本格的に盛土工事が始まってきました。
ここで路体(築堤)盛土工の進捗報告です。
盛土工事の施工会社は、アール・タチバナ(株)・(株)藤原重機の二社で行う予定となっています。
完成したブロック張を覆い隠すように製品を壊さないように盛土を行っています。
盛土をただ上に盛り上げただけでは、地盤沈下が発生しやすくなるため、
それを防ぐために転圧を行い一層の仕上がり厚さを決めて施工するように指示しています。
路体(築堤)盛土工 敷均し状況
転圧状況
仕上がり厚さ確認 厚さ30cm
敷均し → 転圧 → 転圧完了 → 仕上がり厚さ確認(厚さ30cm)
このサイクルを天端になるまで繰り返していきます。
9層目 敷均し状況
9層目転圧状況
9層目転圧完了
これだけ長い延長を綺麗に仕上げていく作業員さんはすごいなと毎層見ていて感動しています!
今後はこの作業を約1.0kmひたすら繰り返していきます。
気の遠くなる作業ではありますが、進捗している姿を見ているとなんだか楽しくなってきます。
毎日堤防上を通られたり、富山大橋を通過される方がおられましたら是非進捗状況を気にしながら見てみてください。
くれぐれもよそ見して事故等だけはないようによろしくお願いしますね!
表土すき取り状況
不純物撤去状況
盛土の中に草やゴミは不純物になるため撤去しなくてはなりません。
既設堤防の上は表土がかぶっていたので撤去して盛土作業時に出てきたゴミ等は拾い処分しました。
大変な作業ではありますが皆様を水災害から守る護岸をよりよくするための作業になりますので手は抜けません。
既設堤防段切り状況
既設堤防と今行っている盛土の擦り合わせをよくするために段切りを行い地滑り防止対策を行いました!
盛土工事は既設面がある場合は必ずしなければなりせん。
段切り状況
盛土を行った後に表面に衣土を張り付けるため擦り合わせをよくする為にここでも段切り作業を行います!
このあとは段切り作業が終わり次第法面整形工に移り、段切りを行った上にさらに違う盛土材(衣土)にて盛土を行っていきます。
普段見ることが出来ないような機械が置いてあるので近くを立ち寄った際にはぜひ見に来てください!!