石石石
さて。
こちらは基礎の頂版打設後の養生の様子です。
冬場はコンクリート打設が終わったら、このようにして覆いをして、中をジェットヒーターで温め養生をします。
第3小段基礎完成。
こちらは法面整形&均しコンクリート打設。
法面も完成。
というわけで、
第3小段の基礎と法面整形及び均しコン打設が終わったので、現在は巨石張に取り掛かっています。
直径1mほどもある大きな石を高圧洗浄機でひとつひとつ洗って、
設置。
下でちょうどいい大きさだと思って上げてみると、うまく入らない。
法面の上の方へ行けば行くほど、頃合いの石をチョイスするのが難しいのだそう。
あてがってみて、石を交換したり向きを調整したりと、地道な作業が続きます。
きれいに並んでいってます。
このように、コンクリートで固めるだけでなく自然石を配置することで、
工事終了後に再び自然環境が形成されるよう、
また、高森町の景観を損なうことのないように配慮した計画がなされています。
巨石と巨石の間は目地仕上げ。
この作業に使う小さいほうき↓が、とてもエレガントなので見てください。
上品な白いレース付き(・∀・)
某ホームセンターにて、掃除用具コーナーではなく職人用コーナーに並んでいたのを見つけて、
ついニヤッとしてしまった貴婦人仕様のミニほうき。
こちらを20本一挙購入。
使っていくうちに徐々に摩耗して、短くなってしまうんですって( ゚Д゚)
ほうきの枝は徐々に減っていき、
優美な白いレースは一瞬のうちにグレーになりました。
そしてこちらは階段部分。
この位置にまず壁を作りますよ。
型枠の魔術師が準備をしています。
準備が整ったところで、組み立てていきます。
・・・。
・・・。
・・・。
型枠の魔術師とNるさん、この間、ほぼ言葉を交わさず。
この金具を留めているときなんか、
「ここからやるよ」「次そっち」「違う違う!」
とか飛び交いません。
以心伝心です。
阿吽の呼吸で型枠組立完成。
ここに生コンを打って、出来上がったのがこちら↓
このような壁を2本作り、
壁と壁とのあいだに階段を作っていきます。
一つ一つ手作業です。非常に重いです。わたしには持ち上げられませんでした。
あっという間にこんなに積んでしまいました。
石の階段を作るのにこんな苦労があったとは。
今後ここが出来上がっても、気軽な気持ちで昇降できないかも。
Aづみ野石産のみなさん、腰をお大事になさってください( ˘ω˘ )