設計データの作成

レーザー測量第1回目の結果が届きました。

施工箇所の最上流部です。

とってもキレイにして届けていただきましたので、

(小林コンサルT嶋さんありがとうございました!)

今回、余分な点を取り除くフィルタリング作業はほぼすっ飛ばしてデータを使用しております。

 

 

点群化された既設護岸。写真のように見えますが、座標値や色のデータを持った小さな点の集まりです。

時間が無い中、チーム三日町が苦労した洗い出し作業。

こんなにキレイに撮ってくれましたよ(^ω^)。

 

 

逆向きですが、写真だとこう。

 

 

今回この角に合わせて新設部を作らなくてはならないため、

全長545mに渡って敷設されている角の正確な位置が知りたくて行った3次元測量。

 

 

従来の測量では、測ったポイントのみのデータしか得られませんが、

3次元測量をすることによって全体のデータを持つことができるので、

事務所にいながら欲しい箇所どこのデータでも抽出して使えます。

 

使いこなせたら、いろんなことに応用できて便利だろうなぁ。

 

使いこなせたら。

ICT施工も2回目だしね。

今回は形が複雑じゃないし。

スッとできるでしょ。

 

なんて高をくくっておりましたがその考えは過ちでした。

 

まったくの新設だったら、前回習得したやり方で行けたと思うんです。

既設のものに合わせて作る、というところにつまづきました(さっそく)。

 

既設の位置、測量して出してもらったけど、設計との差はどうやって出すの?

川の流れなどで削り取られて基礎の形が変わってるけどどうするの?

カーブのところはどうなってるの?

それで規格値に収まるの?

6桁なの?3桁なの?

え、6桁って・・・ミリの1/1000なんて重機で掘れるんですか(怒)。

 

監理技術者と険悪ムード漂う中、設計データ、鋭意作成中です。

(お腹の中で監理技術者が下痢になるよう祈りながら。)